財務省が発表した、老後資金2,000万円問題
あなたは、この問題を聞いてどう思ったでしょうか。
人によって感想はまちまちでしょう。
例えば、既に蓄えがあって、年金を貰えているお年寄りにとって、大した問題ではないかもしれません。
しかし、20〜40代の若者は、不安しか無いでしょう。
もちろん、改めて財務省に言われなくても、年金なんて当てにしていない、という賢い方もいるでしょうが、ほとんどの方はそうではないはずです。
確かに、少しアンテナを張っている方は、年金に疑問を抱いていたことでしょう。
僕はこのブログで、「投資をしなくてはいけない」
と、言い続けてきました。
なぜ、そういうかというと、この世界のルールである資本主義は、格差が広がるようにできているからです。
また、今回の表立った老後資金2000万円問題のような、出来事が世界中で表面化し、気づいたときには手遅れになると思っています。
投資をしなくては！と、日本人全員が気づいたときには、もう遅いのです。
今回の老後資金2000万円問題を機に、投資セミナーや、証券口座開設が急増している。
しかし、確かになにもしない人と比べれば、行動するだけ良いとは言えます。
とはいっても、稼ぐためには流行りに乗っていてはダメなのです。
流行りに乗るということは、後追いであると言えます。
後追いということは、先に投資している人がいるということです。
投資というのは、株を買うなどといった、お金を投じることだけではありません。
ビジネスをすることも可能なのです。
流行る前に気づけたということは、準備する時間があるということになります。
つまり、今セミナーを開いたり、これに乗じて証券口座の解説を進めている人たちは、流行りに乗ったわけではなく。
前々からこのチャンスを掴むための準備をしていたことになります。
確かに、彼らにとっても財務省が発表した老後資金2000万円の報告書がこんなに問題になるとは思っていなかったでしょう。
しかし、彼らは「老後には2000万円必要です」と、言われても、少なくともピンチではなく稼ぐチャンスと捉えることができているわけです。
なぜ、彼らはそんなことができたのでしょうか。
そして、どうして今から投資セミナーに参加するような後追いの人たちが生まれてしまうのでしょうか。
それは、頭の善し悪しではありません。
将来のことを考えているかどうかです。
正確に言うと、将来のことを考えられる精神状態にあるかどうかです。
人間は、遠い未来を想像することが苦手です。
ほとんどの人たちは、目の前の仕事や用事を済ませることに集中しています。
なぜなら、結果が出るのが早く、結果もわかりやすいからです。
人は単純でわかりやすいものが好きです。
時間がかかって、不確実なものが嫌いです。
将棋の羽生さんは下記のように言っています。
なにかに挑戦したら確実に報われるのであれば、だれでも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続していえるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。
羽生善治
人間は、すぐに成果が出たり、シンプルでわかりやすいものが好きです。
しかし、シンプルなものほど難しいのです。
なぜなら、シンプルなものは、誰にとってもわかりやすいが故に、差がつけづらいのです。
少々ややこしかったり、分かりづらいものであれば、それを理解したり解けるだけで、差がつくでしょう。
そもそも、少し難しそうに見えるものは、挑戦しようとは思いません。
そういうものは、やって見るだけ得なのです。
理解出来してまえば、その時点で差が付きます。
しかし、わかりやすくシンプルなものほど、大勢の人が挑戦するため、競争率が激しく、先程申し上げたとおり、差をつけるのが非常に難しいです。
僕の中で絶対の成功法則があります。
あらゆる物事の必勝法であるとも思っています。
それは、続けることです。
なんだ、そんなことか、と思った方もいるかも知れません。
しかし、「本質」とは、そんなことなのです。
宇宙の本質はシンプルです。
複雑に見えるこの世界も、本質はシンプルであると思います。
しかし、先程から申し上げている通り、シンプルなものは難しいです。
誰でも理解できることからこそ、その重要性に気づきにくいですし、気づいたところで差別化することが難しくなります。
そこで、唯一差別化できることが、続けることなのです。
続けることなら文字通り誰にでもできます。
気づく必要もありません、考える必要もありません。
ただ続けさえすれば、成長はするのです。
千里の道も一歩から、ローマは一日にしてならず、急がば回れ、石の上にも三年、など続けることの重要性を説く言葉はたくさんあります。
今回の老後資金2000万円問題も、同じです。
確かに今セミナーに駆け込むような人たちは、正直投資で勝つには厳しいと思います。
でも、最初は勝てなくても、その後辞めず、続けられるかにかかっていると思います。
もし、まだ10年以上の猶予がある人達は、間に合います。
1ヶ月で成果を出そうとするのではなく、1年間、3年間、5年間、10年間と、長い目で取り組んでみてください。
しっかりと続けていれば、理解できるもの、習得できるもの、見えてくる世界、そして、実益がしっかりと付いてきます。
今はメディアで大きく報じているため、世間で注目を集めていますが、そのうちみんな忘れます。
メディアが取り上げなくなると、大衆は嘘のように忘れてしまうのです。
あたかもそんな問題なんて無いかのように笑
でも、本当です。
これまでの大事件を思い出してみてください。
昔のことだと思っていることでも、実際に起こった出来事であり、今後も起こる可能性は十分にあります。
しかし、ほとんどの人はその事件と直接関係ないため、歴史上の出来事のように感じていますし、リアリティはありません。
世の中の雰囲気や、友達や親の意見ではなく、自分が経験したことや、学んだことを、冷静に客観的に捉えてください。
そして、そこで出した結論を信じるしかありません。
大衆は、誰かの意見に従います。
なぜなら勉強はしないですし、考えるのが苦手だからです。
権威ある誰かの意見を信じた方が精神的に楽ですし、正当化できます。
たとえ、その意見が間違っていたと分かっても、自分ではなく相手を批判することができますしね。
そういう人に成長はありません。
成長しないのに、常に自分は正しいと思っています。
なぜなら、自分はなんの責任も追わず、人のことを責められるからです。
そういった、無責任な自分を客観的に認め、正す、といったことは非常に難しいことです。
まずは、自分の将来のために、行動してみてはいかがでしょうか。
もし、あなたにその気があるなら、僕がFXを無料でお教えします。
これも行動するかどうかです。
一緒に頑張りましょう。
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