給料を貰うということの意味




何のために働くか

どうして会社に勤めてるのか、と聞かれたらほとんどの人はなんと答えるでしょうか。

おそらく大半は「生活のため」と答えるでしょう。

というかそれが事実であり正解だと思います。

お金があればわざわざ会社に勤める必要なんてありません。

生きがい、やりがい、社会貢献などいろいろ言う人もいることでしょうが、

それならボランティアでもできます。

企業でしかできないことがあるのも事実ですし、

本当にそれらに生きがいやりがいを感じているのもまた事実です。

そういった本当に心から仕事が好きだという人がいるということも承知しています。

そういうことを前提に、

「給料を貰うということは一体どういうことなのか」

についてお話していきたいと思います。

 

資本主義とは

まず、私たちは資本主義というルールの中で生きています。

そもそも資本主義の意味を確認すると、

「資本主義とは、労働力を商品化し、剰余労働を剰余価値とすることによって資本の自己増殖を目指し、資本蓄積を最上位におく社会システム」by大辞林第三版

辞書の表現だとこう堅苦しくなってしまいますが、

超絶簡単に言うと、資本家が豊かになる仕組みです。

 

実社会でもわかりやすい形で現れていますよね。

利益を追求するために存在する会社で考えると、

資本家は株主であり、労働者は従業員です。

資本家の収入は配当で、従業員の収入は給与です。

資本家は株式を所有しているだけで、収入を得られるわけです。

つまり、寝てていても収入があります。

 

労働者が生きるためには労働しか無い

誰もがイメージできる通り、労働者には余裕がありません。

何の余裕が無いかというと、経済的、時間的、精神的、身体的にです。

何が言いたいのか、

全てにおいて拘束されているということです。

 

確かに、高い給料を貰っていて、比較的楽な仕事もあるかもしれません。

しかし、収入が会社からの給与のみで、

時間も身体も拘束されているんですから、労働者に変わりないです。

そして、基本的には皆月曜日が嫌いなわけですよ笑

つまり、働きたくないんです、ずっと休みがいいんです、好きなことをしていたいんです。

月曜日が嫌だと思う時点で、精神的にもストレスがかかっているんです。

あとはお金です。

労働者は会社から給料を貰えなかったら死ぬしかありません。

働かなければ本当にお金もなくなり、水道光熱費が払えず、食べ物も、住む場所も無くなります。

働かなかったら死ぬわけです。

死なないためにはお金を稼ぐ必要があります。

そのお金を稼ぐ方法が、「労働」ということです。

いくら高給を貰っていようが、会社や団体から給料を貰っていれば労働者です。

会社をクビになれば貯蓄を切り崩して生活するしか無くなり、いつか破産します。

給料が高いか安いか、肉体労働化オフィスワークかは関係ありません。

給料を貰っている時点で労働者なんです。

なぜなら、働いて給料を貰うという方法しか収入を得る手段が無いわけですから。

 

会社に勤めて労働をすることで給料を貰う。

もし会社をクビになった場合収入はなくなります。

そしたら就職口を探さなくてはいけません。

クビになった人が前よりも雇用条件の良いところを探すのは大変です。

クビになったのはその個人が原因ではなく、会社だった場合、

その人個人ではどうしようもありません。

例えクビにならなかったとしても、会社の業績が悪くなれば給料は減るわけです。

そしたら生活水準を落とすしかありません。

なぜなら収入は会社から貰う給料だけなんですから。

 

収入を給料だけに依存していると、そういった自分ではどうしようもない事態になるわけです。

会社がいつどうなるのかなんて誰にもわかりません。

これまで大企業と言われていた会社のいくつ経営が傾いたことでしょうか。

ましてや経営陣が不正をしていたなんて誰もわかりません。

世の中のほとんどの人がそういった危ういものを安全だと信じ、

疑うこと無く会社から給料を貰っているという現状にあるんですよね。

 

人は手遅れになってから動き

人が危機感を覚えるのはいつか、

それは、自分が危なくなったときです。

小学生の夏休みの宿題や大学時代のレポートでも構いませんので思い出してみて下さい。

自分がヤバイ状況になってはじめて本気になるんですよ。

そして、友達などに状況を確認して皆自分と同じ状況だとわかると安心するんです。

宿題と仕事では話が違う!比べられることではない!と言われそうですが、本質的には同じです。

会社が危ないとわかってから、自分が危ない立場になってから、初めて考え始めるわけです。

というより、それはもはや考えているとも言えません。

危機的状況になって初めて考えようとしますが、その時点で焦っているわけです。

そういう状況になってから一生懸命考えるのは誰でもすることなんですよ。

立場がやばくなってからは誰でも真剣に考えます。

危うい状況になれば誰もが同じように考えますが、

そうなっても自分だけが他の人よりも差別化された正しい思考し、選択できると思えるのであれば、

それでもいいでしょう。

しかし、僕にはそんな自信はありません。

ましてや焦っている時に合理的な思考ができるはずがないんですよ。

危機的状況になってから焦って考えるなんて馬鹿の極みです。

 

常識が成功の邪魔をする

そうは言っても世の中のほとんどの人は労働するしか稼ぐ方法を知らないのが現状です。

そもそも知っていてもやらないんですよね。

FXは稼げるらしい、ネットビジネスは稼げるらしい、と聞いても、

どうせ無理、FXは借金のリスクがある、そもそもネットビジネスなんて詐欺、といった先入観を持っています。

その時点でネットビジネスをやりませんし、FXもやりませんよね。

やらない時点でネットビジネスやFXで稼ぐ可能性が無くなるわけです。

そうなると必然的に残る道は、労働しかありません。

つまり、今までに培われてきた常識が成功を邪魔するんです。

 

そもそも、ネットビジネスやFXをしている人なんてそうそう近くにいるものでもないので

ネットビジネスやFXで稼ぐイメージが湧かないのも無理はないと思います。

それでは普通の人と変わらないんですよね。

ということは一般的に言われている高学歴の人が一流企業で高給取りになる。

これしか経済的成功があり得ない事になってしまいます。

そしてそれを目指す母数は圧倒的に多いですよね。

なぜならほとんどの人はお金を稼ぐ手段を給料の良い仕事を見つけることしか知らないわけですから。

ネットビジネスやFXで稼ぐより、高学歴になり、一流企業に勤め、

出世して年収を2000万円以上貰うようになる方がよっぽど難易度が高いと思いますよ。

むしろその方が努力も才能も必要です。

完全に非合理的ですよね。

 

ほとんどの人達はビジネスをしたり投資をしたりするより、

会社に努めて給料を貰う方がリスクが低く安心だと感じているわけです。

というより、起業したり投資を考える以前に年収2000万円さえ目指していません。

根本的に成功しようという発想すらありません。

 

結局は最初から経済的成功なんて無理だと思っているんですよ。

そんなやる気のない自分には不可能だと思っている人達が、

やったこともないしよく分かってもないネットビジネスやFXのことを

あーだこーだ批評するわけです。

そしてそういう人達はたいがい自分は世の中をわかった気でいます。

「人生なんてそういうもの」「人生は辛く厳しいもの」「金を持っているのは悪人か一部の天才だけ」といったように、

諦めて決めつけます。

その時点でその人達の人生は決定するわけですよ。

何のチャレンジもせず、高給取りにもなれず、もちろん経営者にも投資家にもなれません。

世の中の不平不満を口にしながら老いていくわけです。

お金持ちになれば全て解決する

社会に貢献したい!お客様の役に立ちたい!

というのも大変結構ですが、もう少し冷静に考えてもらいたいです。

確かに会社に勤めることで会社内での仕事をこなしたり、

企画を成功させたり自分の役割を果たすことで、なんらかの形で社会貢献しているかもしれません。

接客業だったら、お客様に感謝の言葉をもらったり認められることでやりがいを感じるかもしれません。

それらは社会貢献であり、認められることは人として間違いなく良いことです。

しかしそれは、そう思い込むことでやっていけるんです。

むしろそう思わずにはいられません。

なぜなら、最初の方で言ったように、経済的、時間的、精神的、身体的に拘束されているわけですから、

自分のやっていることに価値があると思うしか無いんですよ。

 

もちろん全ての仕事に価値はありますが、

お金持ちになってからの方が何十倍何百倍も社会貢献できますし、価値があります。

会社に拘束されながら自分の仕事に価値があると言い聞かせながら働くよりも、

お金持ちになる行動をし始めるべきだと思います。

 

それとは別に、社会貢献や自分がしている仕事に価値があるとも思っていない、

お金のために働いている、という人もいると思います。

それも真っ当な意見です。

しかし、お金のために働いているという人であれば、なおさら自分で稼ぐ手段を身に付けるべきです。

 

 

この資本主義というルールがいいか悪いかは別として、

労働という自分のあらゆるものを拘束するものから解放されるには資本家になるしかありません。

また、本当に社会貢献がしたいと思うのであれば、これもまた資本家になるしかないんです。

資本主義のルール上労働者は苦しいんですよ。

冒頭にあるように、労働力は資本を蓄積するための商品なのですから、労働者が成功できるはずがないんです。

逆に言うと、日本にいる僕達なら誰でも資本家になることは許されているわけですから、

やらない理由がないんですよね。

 

もちろん、今までお金持ちなんて目指したことがない人がほとんどだと思うので、

知識や稼ぎ方がわからないかもしれませんが、

このブログで僕が実際に行っていることをどんどん公開していきますので、

読んで頂けると幸いです。

一緒に資本家を目指しましょう!

 




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