給与所得で1億円は絶対に貯まらない




前回は年収2000万円でも1億円を貯蓄するのは難しいというお話をしました。

なぜ難しいか、それは日本の税金が高すぎるということ、

収入が増えると支出も増えてしまう、ということからでしたね。(前回の記事を読んでいない人は読んでみて下さい)

1億円を貯めるには年収2000万円でも難しい

そこで今回は、1億円貯めるためにはどうしたらいいのか、

貯める事ができる人というのはどういった人達なのか、を話していきたいと思います。

給与で1億円を目指してはいけない

1億円を貯められる人達

高給取りのボーダーとされる年収1000万円の2倍の年収2000万円でも、

1億円貯めることは難しいとなると、1億円を貯めるのなんて不可能だ。

と思われるかもしれません。

たしかに、1億円貯めるというのは、年収3000万円、4000万円ない限り不可能でしょう。

しかし、1億円を貯めるというのがほぼ不可能というのは、給与所得では、という話しなんですよ。

年収3000万円以上を給与で貰っている人というのは本当に僅かだと思います。

会社から給与として3000万円以上貰っている人達の職業は、

上場企業役員、外資系金融マン、外資系コンサル、政治家やキャリア官僚などでしょう。

もちろんこれ以外にもありますが、ほとんどはエリート中のエリートでないと就けない職ばかりです。

調べたところ、国税庁の調査では、年収3000万というラインはなく、年収2500万円のデータがありました。

年収2500万円は全体の0.2%ということになるようです。

年収3000万円となると、0.1%ほどとなるのでしょう。

そして、一般的に勉強ができる頭のいい人たちというのは、ここを目指します。

高給取りを目指してはいけない

たしかに、上記の職業に就くことができれば、1億円を貯めることは難しくないかも知れませんが、

東大に入れるほど勉強ができなくてはいけませんし、勉強ができればいいというわけではありません。

努力だけでは超えられない壁があります。

職業に就くこと自体がほぼ不可能ということになります。

むしろ富裕層の割合は全世帯の2.3%ですので、年収3000万円の0.1%に入るというのは、

明らかに難しいですし、目的が違ってきてしまいます。

十分条件ではありますが、必要条件ではありません。

つまり、会社や組織からの給与で1億円を貯めようとしてはいけない、ということです。

というより年収2500万円以上でないと、相当な努力をしない限りかなり難しいといえるでしょう。

1億円を貯める方法

1億円を貯める方法は2つしか無い

1億円を貯める方法は基本的に2つしかありません。

結論から言うと、1つが、自分のビジネスを持つということ、

もう1つが、投資をするということ。

ビジネスと投資、この2つしか1億円を貯める方法は無い、と断言できます。

給与所得では難しいということはこれまで散々言ってきましたが、

全体の0.1%の給与所得3000万円以上になることを含めて考えると、3つということなりますね。

自分のビジネス

自分のビジネスを持つと言われてもパッとしないかもしれませんが、

給与所得以外の収入と考えるとわかりやすいかもしれません。

例えば、YouTuberなんかも自分でビジネスをしているといえますよね。

また、芸能人も厳密に言うと個人事業主となりますので、自分でビジネスをしているといえます。

そして、ビジネスをするといってイメージする、事業で収益をあげている、経営者など、

自分のビジネスを持っている人というのは意外と多いです。

そして、自分のビジネスというのは、利益を出し分は税金を引けば全て自分のものです。

ココらへんからようやく労働者の領域を抜け出して、資本家になれる可能性が見いだせる様になってきます。

自分のビジネスについては、ここでは話し尽くせないので、別なところでお話します。

ここでは、1億円貯める手段としては自分のビジネスを持つことが必要だ。

ということを理解して頂ければ良いです。

次に、投資について簡単に話していきましょう。

投資

投資と聞くと連想されるが、怖い、借金、ギャンブル、ハイリスク、難しい。

といった、基本的に近寄りがたいイメージがあると思います。

たしかに、基本的に間違ってはいませんが、イメージだけが独り歩きしているところがかなり大きいですね。

まず、投資をギャンブル、という人は投資について全くの無知である。といって良いです。

投資はギャンブルではありません。

投資をギャンブル的に行うことはできますが、それは投資とは言わず、そもそもギャンブルと言います。

自分のビジネスの話しをしましたが、まだビジネスの方がイメージが付きやすいため、

とっつきやすいかもしれませんね。

しかし、実は圧倒的に桁違いに稼げるのは、この投資なんですよ。

前に書いた、

お金持ちにも種類がある桁違いのお金持ちについて

の記事にも出てきますが、サラリーマン社長ではなく、

Microsoftのビル・ゲイツやソフトバンクの孫さんはビジネスオーナーであるため、

経営者でもありますが、投資家です。

ビル・ゲイツは何兆円という資産を給与で稼いでいるわけではありません。

ビル・ゲイツの資産の殆どはMicrosoft株です。

最初に自分のお金を会社に投資して自社の株を保有し、会社が大きくなることで資産が膨大に増える。

というカラクリがあります。

今話したのは、投資の中でもビジネスも絡んだ特殊なケースですが、

投資といってイメージする、株式のデイトレードやFXなど、チャートや指標などを見て短期間で売買するものを、

ここでは指しています。

上記のビジネス同様、投資についてもここでは話しきれないため、別の記事で詳しくお話します!




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